6月27日(木)・28日(金)の2日間、4年生は東福寺野自然公園研修センター 青雲閣で、宿泊学習を行いました。
1日目の午前は、滑川市浄化センターや横道配水池を見学しました。浄化センターでは下水をきれいにするしくみを下水の色やにおいを通して実感することができました。横道配水池では水道水が家庭に送られるしくみについて学習しました。
午後は、生憎の雨のため青雲閣の体育館でうちわ製作、レクリエーションをしたのち、キャンドルサービスや星空教室をしました。特に星空教室では、講師の先生に初夏の星座についてコンピュータの画像を使って詳しく解説していただき、子供たちは興味深く話を聞いていました。
2日目は、森の寺子屋教室で、東福寺野の森林の役割や植物の名前を教えていただき、竹を使った箸作りの活動をしました。竹の箸づくりでは、自分が使いやすい箸にするために、子供たちは、真剣な顔で竹を削っていました。昼食はバーベキュー場で焼きそば作りをして、自分たちが作った竹の箸で食べることができました。豊かな自然の中、自分で作った焼きそばの味は、格別でした。
2日目の午後は、富山地区広域圏クリーンセンターでごみ処理の施設を見学しました。
燃やせるごみがゴミ収集車で運ばれてから、ごみピットで燃やされ処理される様子をVTRや施設見学を交えて学習しました。普段なかなか見られない施設に子供たちは興味をもってメモをとったり、担当の方に質問したりしていました。
2日間、様々な見学や活動で、多くの自然に触れるとともに、友達と協力しながら楽しく過ごすことができました。雨にも負けず一人一人が様々な仕事や活動に取り組み、帰校式を行っている姿は少し大人になったような気がしました。
今回の宿泊学習で培った責任感や協力する心をこれから高学年に向けてのステップアップとしてつなげてほしいと思います。